2024年5月18日(土)~19日に福岡武道館で行われる九州学生柔道優勝大会を控える福岡大学女子柔道部。
今回は約半年ぶりに、今年主将に任命された小斎キャプテンに再びインタビュー取材を行った。
以前の取材インタビュー記事はこちら
→【福岡大学女子柔道部】小斎穂奈美選手インタビュー
主将キャプテンとして心境や気持ちの変化はありますか?
管理人:前回、半年ぐらい前でもう今4年生というか今年からもう最高学年になられてキャプテン・主将にもられたっていうことで、気持ちの変化とか今年4年生としてどういう風にやっていきたいかみたいなと気持ちとかありますか。
小斎選手:個人戦はもう絶対に日本一になりたい、日本一しか目指してないので、それは去年も同じだったんでそこは変わらなくて、団体戦は去年は3年生で勝ちたいと思ってたんですけどやっぱキャプテンなって、チームを見たり、周り見たりとか、まとめたりすることが多くなって、自分がしっかりしないといけないっていう思いが去年より強くなったのと、あと目標を達成できるようなチームに作りたいなと思ってます。
管理人:さっき日下部監督からも聞いたんですけど小斎さんがやっぱ強くてかつこうチームをまとめれるっていうのでみんなで話し合ってキャプテンになったっていう感じって聞いたんですけど、元々なんかそういう話とかはこう出てたというか、小斎さんがなるかもみたいな感じだったんですか。
小斎選手:先輩たちに聞いたりしてたら、ほなみでしょ言われてたから、それはなんとなくわかってた。
管理人:別に主将になることに対してもなんか抵抗もなく、すっと
小斎選手:中学と高校もキャプテンやってたんでそれは全然抵抗はなかったです。
管理人:結構すんなりと。
小斎選手:はい。
管理人:さっき、目標を達成できるようなチームにしたいっていうのおっしゃってたと思うんですけど、それはこれ各個人がこういう風にしたいみたいなのを達成できるようなチーム作りにしていきたいみたいな感じるイメージ、
小斎選手:みんなでその団体の目標を決めたんですよ。その1人1人の力も大切だと思うんですけど、やっぱりそのチーム力がないと勝てないなって思うので練習中の声かけとか意識したり。
管理人:個人も大事だけどチームとして一体感
小斎選手:そうです。
管理人:それ大事ですね。結構じゃ今までよりもそういうチーム力みたいなのは意識されてるっていう感じですなんか
小斎選手:今までは練習中とかも、シーンって感じで、よく言えば集中してる感じだったんですけど、最近はみんなで話し合って前よりは声出すようにしてるって感じです。
管理人:練習の時からも結構声してみたいな?試合の時もすごいですもんねこうみんなやっぱあの各チームの掛け声とかそれが、気迫というか戦ってる選手の力になってるみたいな、そういうとこも練習から取り入れて
小斎選手:はい、自分がきつくなった時とかに誰かから応援してもらえたらこう頑張れるんで。
管理人:結構声も聞こえてるというか?
小斎選手:そうです。
管理人:力になるんですね。
小斎選手:はい。
昨年10月の試合を振り返って
管理人:実際去年の10月、9月だったと思うんですけど、武道館と兵庫尼崎のベイコムで試合があったと思うんですが、1つはさっきの反則だったりとかそういうところがあったりとかしたと思うんです。
その尼崎のところも含めてここが足りなかったなとか結構前のことなんでちょっと忘れちゃってるかもしれないですけど、ここもうちょっと改善した方がいいなとか、そういったこう変えた部分なんかあったりしますか?
小斎選手:私の柔道は自分の取り柄が力の強さなんですけど力に全部頼って柔道してて、なんでその先生とかから10月ぐらいからずっと教えてもらってて、動きながら入ったりとか、崩すとか、そういう考えながらするって、いつも何も考えないでもう本能でやってるみたいな感じだったんで、今年はちゃんと考えながら練習反復したやつを乱取りでやってみるとか、そういう練習をしてます。
管理人:試合中にこれやろうとか考えながら動くみたいな?
小斎選手:試合の時には考えないでできるように今身につけれるように。
管理人:試合とか本当に一瞬一瞬の引きですもんね、練習で結構その辺は?
小斎選手:動けるように考えて。
管理人:そうですね難しいですよね結構。今まではパワープレイみたいな?
小斎選手:本当にマジめちゃくちゃパワー、力でやってたんで。
管理人:ベンチも70ぐらい上がるみたいな?
小斎選手:いや前は78.5だったんです。だけど最近やってないんで。
管理人:ちょっと落ちてるかもしれないですけど?
小斎選手:わかんないっすね。
管理人:78.5ってすごいっすよね、僕も多分70ギリ上がるかなぐらい。
小斎選手:でも多分同じ階級の人多分もっと上がる人全然います。
管理人:63でもっといけるんですね!
小斎選手:全然いると思います。
管理人:めちゃくちゃパワーあるなと思って。それこそ先月福大出身の青野選手とかが、福岡の国際先端優勝されたじゃないですか、ああいうのも見られたりしました?
小斎選手:もうめっちゃ応援してます。
管理人:ああ本当ですか、やっぱ刺激もらいました?
小斎選手:いつも練習してる先輩なんでめちゃくちゃ刺激になりました。
管理人:うん、そうですよね。3個ぐらい上になるんですかね?
小斎選手:自分が1年時の3年。
管理人:じゃ2つでなんですね。じゃもうがっつり一緒に練習されててですね。すごかったですよね。
小斎選手:いやマジすごかったす。
管理人:じゃそこにこう刺激というか応援をして刺激もらってね。ああいうとこに行きたいなっていう。
小斎選手:もう青野さんと決勝できるように頑張りたいです。
管理人:素晴らしいじゃまぁそのために今月の直近の九州大会っていうところから、本当目指すのはもう優勝しかないっていう感じですか
小斎選手:はい。
管理人:なるほど、九州で3チームぐらいが全国に行ける感じなんですかね?
小斎選手:多分。
管理人:3位で復興大かが行けたって書いてあったんで多分3位ぐらいまでいけるのかなみたいな?
小斎選手:5人制と3人制があって、なんか違うんですよ。5人制があんまいないんですよ九州が。
管理人:そうなんですね、じゃ3人制の方が割と?
小斎選手:多いです、九州は。
管理人:でも優勝すれば絶対行きますもんね!
小斎選手:5人制はマジでいないから九州ですね。全国は5人制がメインなんですけど、部員が少ないから3人制が多いみたいな感じです。
管理人:福大はめっちゃいますよね、女子もね、じゃ他の大学とかだと結構そのまま足りないっていう。
小斎選手:そうです。
地元で試合する時と全国で試合する時の雰囲気の違い
管理人:福岡で試合する時って福岡武道場とかでやるじゃないですか、東京とかだと武道館とか尼崎、雰囲気とかとかって違います?九州福岡でやる時とそのま関東とか関西やる時の会場の感じとか。
小斎選手:全然違います。
管理人:そこって、やっぱ実際パフォーマンス試合に多少やっぱ影響してするんですか
小斎選手:うーん、なんか東京の人って日本武道館で結構試合すること多いと思うんですけど、福岡とかの人って全国大会でしか行かないから、そう特別な感じがあるんですよね。だから緊張とかは九州よりは多分すると思います。
管理人:普段やってるとこでやるんだったらそうですよね。東京とかの人が有利というかまあ慣れてるってのはありますよね。
すごい、その僕も初めて行ったんですけどその時はねすごいなと思って、そこはやっぱちょっと若干のハンデったらあれですけど、そういうのはあるっていう感じなんですね。までもねそこでやっていかないといかないですもんね、その全国とかっていうと。なるほどね。武道館って普段入ったりとかできないですよね。
小斎選手:試合とかの時だけしかないですよ、練習とかできないですよ。
管理人:そうかこそっと練習しとくとかもできないですもんね。
小斎選手:できないすね。
管理人:やっぱ先週の相手の強さみたいなのも九州の中でと関東とか全国の人って全然違いますか?
小斎選手:全然違いますね。その東京とかのは強い大学が集まってるから正直東京の学生内での練習行っても全国大会みたいなレベルなんですよね。だから地方は上がりやすい。
管理人:そこでこう揉み合ってるってことですもんね。
小斎選手:そうです。
管理人:でもその九州勢の中でこう食い込むっていうところがやっぱ目標ではあるっていうことですよね。いや難しいですけどね、でもね行ってほしいすよね、そこのや福岡と九州でも全国取れるんだっていうのね見たいですよね。めっちゃ応援してますね。
小斎選手:ありがとうございます。
小斎選手の得意技や柔道スタイルについて
管理人:以前のインタビューの時に得意技というかなんか得意なことありますかみたいな聞た時に、締めが得意とおっしゃられたんですけど、抑え込みとか、相手対策とかってやっぱされるんですか、その自分得意なやつに入りづらかったりとか、技がかけづらいなみたいなとかってこう試合で感じるのかなと思って。
小斎選手:自分が結構試合で締め技とかするんですけど、団体とかで当たったらそのベンチにいる相手のチームが締め締め締めっていうから。
管理人:じゃ結構警戒されてるんですね!
小斎選手:自分が結構やる人は多分たまたま入るだけなんですけど。
管理人:隙があるというか?
小斎選手:そう首開いてたらみたいな。
管理人:ああ、なるほど。ちゃんとこう警戒してるとか人とかだとチームとかだとしっかりガードしてくる。
小斎選手:ガードしてきます。
管理人:なるほど、そうなるとやっぱかけづらいというか?
小斎選手:そうなったら諦めます。
管理人:うんそうなんすね、で待てがかかるみたいな。その九州の大会で結構入ってるとこ見たんですけどそれこそ武道館とかでやった時にやっぱバレとるってあれですけど対策されてるのかなと思って、それは選手とかチームによるっていう感じなんですか?
小斎選手:そうです。
管理人:基本的には技かけてで崩れてでちょっとこう亀みたいな感じになった時に狙いに行くっていう感じスタンス。
小斎選手:そうです。狙うっていうか、ちょうど首開いてたらラッキーみたいな。
管理人:じゃあ不利すね。高校の時に結構鍛えられた感じですか寝技とか?
小斎選手:そうですなんか寝技の日とか。
管理人:そうなんだ。今の大学でもそういう日とかあるんですか?
小斎選手:去年ぐらいはあったんですけど、
管理人:もう今は立ち技の日、寝技の日?
小斎選手:今日は寝技しようみたいな。
管理人:そういう日があるんだ。なるほどねやっぱじゃそこでどんどんうまい人は自分の技術つけていってみたいなっていう。すいませんちょっと色々と。
小斎選手:いや全然。自分締めは得意ってかよく決まるんですけど寝技は得意じゃないんですよ。特別うまいとか全然。自分の高校の人みんな寝技強くて、私は寝技が弱いだから寝技をちゃんとやるみたいな。
管理人:周りがじゃあ異常に強かったんですね!
小斎選手:すごく強いです。
管理人:そうなんだ。たまたまそういう選手が集まったんですかね。
立技での技の掛け方の変化について
小斎選手:昔は小外掛けとかパワー柔道みたいなパワープレイだったんですけど、高校の時に自バック、自爆バックて言ってたんですけど自爆なんですよ。自分で捨て身なんで自分でかけて技ポイント取られるみたいな、これ自バックつってて。それは一か八かの時に使うみたいな。だからもうなんかあんましないようにする。
管理人:そんなことあるんすね、自分かけてんのに自分が 。。悲しいですね。それはちょっと。
小斎選手:封印して、足技とか最近は内股とか。
管理人:さっきあの先輩にコーチに教えてもらってたやつとかもあれですか
小斎選手:それは自分の苦手な組み手を対処する。
管理人:弱点を克服するための補強練習もされてるんですね。今日は練習後の忙しいところありがとうございました。
番外編:体重の減量ついて
管理人:最近もカフェとかは行かれてるんですか?
小斎選手:いや1ヶ月前ぐらいは行きましたけど。
管理人:結構今は練習に集中?
小斎選手:そうです、太りすぎてるんで、痩せないとだめです。
管理人:減量ってどれくらいなんすか?
小斎選手:その時期によるんですけど、そう去年はそんななくて、2キロぐらいだったです。12月にけがして4ヶ月ぐらいやってなかったんですよ、練習を。それで太っちゃって今はご飯食べてない空腹の状態で後5キロです。
管理人:そうなんですね、へえなるほどそれは今月末というか?
小斎選手:それは大丈夫なんです。個人戦が8月末なんでそれまでに落とせばいいんで。
管理人:なるほどね。じゃあまあ時間はちょっと。動かないとでもそうなるっすよね。
小斎選手:食事もちょっと考えないと…
管理人:そっか、今は食べるもの食べて。
小斎選手:めちゃくちゃ食べてます。
管理人:親のご飯とか?
小斎選手:そうっす、朝ご飯にプラス昼ご飯分食べます。
管理人:マジすか、それ食べろってやっぱ言われてる?
小斎選手:いや食べるなって言われます、食いすぎみたいな。
管理人:お腹減ってるから食べてるみたいな?
小斎選手:お腹減ってなくてもなんか食べちゃうんすよ、本当にやばいです。
管理人:なんか食べるのがもうなんだろう癖というか?
小斎選手:そうなんですよだから暇だったら食べるみたいな、やることないし食べようみたいな。
管理人:じゃそこを若干ちょっとこう押え気味にして。
小斎選手:そうです。ちょっと考えないと。
管理人:落としていくって。その動いてたらねなんかプラマイゼロな気もしますけどね。
小斎選手:ちょっと動いてる分以上に食べれてるんですよ、それ以上にいっちゃうんですね。
管理人:ご飯何杯ですか?
小斎選手:ご飯っていうよりちょこちょこ食べが多くて。
管理人:間食的な、ちょっと小腹すいたけ食べようみたいな!
小斎選手:小腹すいたけカレー食べようみたいな。
管理人:小腹の量じゃないね。
小斎選手:練習お腹減ってるのに練習前米食おうみたいな。
管理人:ちょっとエネルギーつけとこうみたいな!
小斎選手:そうエネルギーいっぱいあるのに食べちゃう。
管理人:なるほどね、すごいすねそっか。でも食べないよりも絶対強くはななりそうすけどね!
小斎選手:いやちょっとやばいっす、動けなくなっちゃいます。
管理人:そうかちょっとやっぱ動きにも影響がはい出てきちゃうですね。じゃそこはうまいこと調整して、まあまその日までね。プロテインとかも飲まれてる?
小斎選手:めっちゃ、1日2、3回!
インタビューを終えて
前回のインタビューから約半年の期間を経て、主将に任命された小斎選手はまた更に心身ともに逞しくなったように感じました。
今月行われる九州での大会でまずは優勝を目指し、来月の全国大会に駒を進めて欲しいです!応援しています!!!
以前の取材インタビュー記事はこちら
→【福岡大学女子柔道部】小斎穂奈美選手インタビュー
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